今日、久々に両親と私とで墓参りに行ってきました。
私は 墓石に付いている花入れとコップを洗う担当。水道の横にいくつも並ぶバケツから小島と書かれたバケツとスポンジをなんとなく選び、「失礼、借りますよ。」と心の中で言ってからそれらを拝借した。
きゅっきゅと洗っていると、首にタオルを巻いたおっちゃんが来て、いっや〜暑いね!と、おっちゃん。 そうですね〜!と、私。おっちゃんは他にも何か言っていたが、水のバシャバシャという音で聞こえず、聞き返すほどでもないなと思った私は、そうですよね〜っと言って意味も無く笑った。
おっちゃんも笑いながら並ぶバケツから1つのバケツを選ぼうとしている。
選んでいる。選んでいる。選んでいる、んー長いな、選んで、あ、違うな探している。おっちゃんは1つのバケツを探している。小島さんだ。この人きっと小島さんだ。そう思った私は、ごめんなさい、もしやこれですか?と自分が使っていたバケツをクルッと回して、「小島」と書かれてるところを小島さんに見せた。
すいません、ちょっとスポンジを忘れてしまって、ちょうどスポンジが中に入っていたものだから、と私ははにかんだ。小島さんは あぁいいよいいよ!とあの笑顔で言ってくれた。
に違いない。私はそんな想像をしながら下を向き、より水をバシャバシャといわせてコップを洗った。
きっと小島さんなオッチャンは他のバケツを選び、誰かが作ったであろう松居棒みたいなものを見つけ出していた。
有難う小島さん。
BBQで会いましょう!